2015年10月06日

傲慢でせつないのオンパレード

image.jpg


「屍者の帝国」を観た。
アニメ映画である。

フランケンシュタインによる屍体蘇生術が確立され、屍者が世界の産業・文明を支えている世界で、ホームズに出会う前の若きワトソンの話。
登場人物達は知ってる名が多くあり、それぞれの物語が絡みながら失われた21グラム、霊素=魂というものを通し、ストーリーは進んでいく。

原作を読んでいないからか途中、「????」となりながらも、生きること、死ぬこと、魂とは、言葉とは、感情とは、想いとは…。
そんなことが頭をぐるぐるしながら、せつないなぁって観ていた。
原作者達(プロローグを遺して亡くなった友人の原稿を引き継ぎ完成させた。)と、映像化された主人公がリンクしてて、それもまたせつなかった。

しかし、第九地区を観た時もマレフィセントを観た時も思った同じことを今回も思う。
やっぱ人間って、傲慢でクソだなって。
これって投影。
自分の中に傲慢でクソな部分があり嫌悪してるんだろう。
他人の中のそれを見てもガッカリしてしまう。
…だけど、愛や喜びや幸せを人との関わりからもらっている。
私の中にもそれはある。
それで私は生きていられる。
人に生かされていると感じる。
嫌悪し、苦悩し、バタバタしながらも何度でも歓喜し、信じ、救われる。

人間であるとはどういうことなんだろう。

思考すること。
様々な選択肢があること。
それを選択する自由があること。

スクリーンの中の人たちも、自分の答えを見つけていき、それぞれ進んでいった。

自分の事を自分で決める。
それはどえらい宝物なんだ。
だから傲慢でも、クソでも、なんでも、人として生まれてきたんだから、生きてる間は人間やっていくんだ。
(…口悪いなぁ、もう。)

…それにしても屍者だらけの映画だった。

あ、あと観てる時にペットセメタリーってホラー映画のことを思い出した。
あれは切なくて傲慢で哀しい映画だった。
posted by 静 at 08:29| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: